令和2年度研修医

専攻医
豊田 直人

北大での精神科研修は面白いです。

他大学、他科、他国から来た様々なバックグラウンドを持つ人たちが、個々に刺激し合うことで柔軟な視点を持つことができました。

クルズスにより精神医学の基本を理解し、知識を定着させ、予診や病棟業務、リエゾンにより実際の対応力を養えました。カンファレンスや新患紹介では、上級医から適切なフィードバックが得られました。

研修の後半には、日々の臨床の中で感じた疑問、見つけたテーマに沿って、症例の検討や研究を行います。形にして発表する場もあります。臨床研究や学会発表の素養を身に付けられました。

これらの経験を通して、盤石な基礎を作ることができました。その基礎の上には、どんな精神科医像も描くことができると思います。

北大での精神科研修では、知的好奇心をどこまでも追求してください。蝶を追っていつの間にか山頂に登っているような、そんな成長を実感できます。