臨床神経生理グループ

メンバー(令和5年度)

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研究内容(令和4年度)

櫻井の退任に伴い、堀之内が新たにチーフとして就任した。これで当グループは堀之内と中村の二人体制となった。

堀之内は、昨年までの留学先であったUniversity of Sussexのメンバーとメールやzoomで連絡を取り合い、留学中の研究内容のまとめに従事した。また、psychological first aid (PFA)に関連する厚労科研の分担研究者として、これまでPFAが感染症や災害に対してどのように用いられてきたかを報告書にまとめた。そして、専攻医の松山と共同で、当科でペランパネルを処方した症例のデータをまとめ、学会発表を指導した。さらに、日本てんかん学会の若手組織であるYES-Japanにおいて、てんかん外科手術の拒否に関する研究計画を策定し、またDRPLAに関するシステマチックレビューを実施している。他に、統合失調症の社会認知における薬物療法の効果に関するシステマチックレビューにも関わっている。またてんかん患者におけるseizure precipitation factorに関する研究計画を立て、倫理審査への書類を準備している。

中村は、大学院4年目となり「外来受診解析に基づくてんかん患者の行動特性に関する研究」が大詰めを迎え、すべての解析を終えた。現在論文執筆中である。

(文責:堀之内 徹)