平成27年度研修医

後期研修医
吉田 雄介

北海道大学精神科後期研修医としてお世話になり1年が経ちました。業務は外来、病棟、当直などに大まかに分類します。外来では新来患者さんの予診をとり、その後本診で上級医の診察の仕方や診断への過程などを見ながら、学んでいきます。どのように話を聞き、展開していくのか、自身の診断との違いなどを一件一件考えながら、診察の技術を磨きます。病棟では、様々な疾患の患者さんを幅広くみます。3か月ごとにグループが変わり、それぞれの専門の医師たちのカンファレンスに入り、詳しく勉強できます。入院患者さんに関するファーストコールは後期研修医に来るため、自身で考え、オーベンと相談しながら治療に関して決定していきます。どなたも快く相談にのっていただけるため、特に不安に感じることはありませんでした。年度後半からは他科からの往診依頼も後期研修医に当たり始めます。方針に迷いなどが生じたら、上級医に相談できるため、安心して勉強できる環境でした。当直も不安なことは多々ありますが、一つ一つが今後に向けて勉強になることばかりでした。まだまだ未熟ではありますが、今後も研鑽を積んでこうと思います。