現在の日本における社会的な課題の一つに、うつ病や自殺の問題があります。これらの問題に対して、精神医学が果たすべき役割は、ますます大きくなっていることを実感します。しかし、予防や治療には多くの課題が残されており、臨床経験と研究を積み重ねることにより、よりよい治療や対策を模索していく必要があります。精神医学は、今後ますます発展していく可能性のある分野であり、研究が進むことにより、広く社会に貢献しうる分野であると考えています。