はじめに

グローバルスタンダードに基づいた心理・精神的、社会的そして生物学的な評価・診断、症例のformulationを行い、EBMに基づいた治療を行いうる子どもの心の臨床家の養成を目的としております。医学部学生・大学院生、卒後研修医を対象に子どもの精神疾患の基本的な教育を行い、子どもの精神科医療の推進・向上のため、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどコメディカルスタッフ、教育関係者を含めたチーム医療が可能な技能を持ち、児童精神科領域でリーダーシップをとることのできる児童精神科医の育成を目指します。グローバルな視点をもち海外でも活躍できる能力を養成するために、系統講義に加え個人的なスーパービジョン・教育を積極的に取り入れており、今後海外の児童精神科医による個人スーパービジョンもWeb会議システム等を活用し取り入れていく方針です。

見学希望の医学生、研修医の方々へ

北海道大学病院子どものこころと発達センターでは、見学希望の医学生、研修医を歓迎いたします。外来の診療日などに合わせての見学をお勧めいたしますので、日程などご相談ください。

児童思春期精神医学への情熱を持った皆様のご連絡をお待ちしております。

連絡先はお問い合わせページを参照ください。

児童思春期精神科の研修について

児童思春期精神科の研修についてご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。北海道大学病院子どものこころと発達センターでは、児童思春期精神医学の情熱を持った皆様のご連絡をお待ちしております。連絡先はお問い合わせページを参照ください。
なお、現在、児童思春期精神科の研修プログラムについて準備中です。詳細が決まりましたら公開する予定です。

連絡先はお問い合わせページを参照ください。

大学院生の方へ ~ 講義の案内

児童思春期精神医学
特講1
特講1は北海道児童思春期精神医学セミナーの形を取っており、児童思春期精神科医学における様々な項目を各分野のスペシャリストが講師となり最新の研究や臨床における症例等を講演します。開催日時、演題についてはセミナー案内をご覧ください。
評価方法:全10回開催のうち規定以上数に出席の上、レポート提出(2月末まで)
児童思春期精神医学
特講2
特講2は学外より招へいする講師による児童思春期精神疾患の診断・治療・病態等に関する講義となります。不定期開講の為、開催時期については詳細が確定致しましたら当分野フェイスブックページにて通知致します。 ⇒icon facebook児童思春期精神医学研究部門:Facebook
評価方法:出席の上、レポート提出(2月末まで)
研究について当講座では札幌市や他の研究機関と連携し、児童思春期精神医学における精神疾患、発達障害にフォーカスした臨床研究を行っております。

教員紹介

齊藤 卓弥/Takuya SAITO
子どものこころと発達センター 特任教授
1987年日本医科大学卒業、その後日本医科大学神経科,コーネル医科大学精神科(N.Y)、アルバート・アインシュタイン医科大学(N.Y)を経て1999年日本医科大学にて医学博士取得。
アルバート・アインシュタイン医科大学精神科助教授、日本医科大学精神医学教室 准教授を経て2014年北海道大学大学院医学研究科 児童思春期精神医学分野 特任教授就任。現在に至る。
精神保健指定医・米国精神科専門医
日本精神神経学会専門医・指導医
専門:児童思春期精神医学
外来勤務:再来・火曜日 午前/午後

須山 聡/Satoshi SUYAMA
子どものこころと発達センター 特任助教
2003年東京医科歯科大学医学部卒業、その後、東京都立梅ヶ丘病院精神科(現・東京都立小児総合医療センター児童思春期精神科)東京都立大塚病院児童精神科で勤務。
2015年北海道大学大学院医学研究科児童思春期精神医学分野 特任助教
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
子どものこころ専門医・指導医
日本小児精神神経学会認定医
日本医師会認定産業医
公認心理師
専門:児童精神医学
外来勤務:再来・木曜日 午前/午後